ゼロから始めるハタチの人生

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【逃げの一手は立派な戦略】「嫌なことからは逃げる」は悪いことじゃないたった1つの理由!

逃げる

今やっていることが嫌だな‥‥。本当なら嫌なことから逃げたいけど、逃げるのは、悪いことなんじゃないかな‥‥。

 

 最初に言っておくと、私は「嫌なことから逃げること」は悪いことではないと思っています。 

 本記事では、私の「逃げる」ということについての考えを述べています。ぜひご覧ください。

 

目次(ページ内リンク)

 

1.逃げることは悪いことじゃない

 ・人生は有限で短い

 ・嫌なことを我慢する人生は楽しくない

 ・私の「逃げた」エピソード

 ・「逃げ癖がつく」は本当?

 ・「嫌なことを頑張った先に楽しみがある」は本当?

2.まとめ

 

1.逃げることは悪いことじゃない

 

 私は、逃げることは悪いことではないと思っています。

 嫌なことからは、逃げてもいいと思っています。

 

 なぜなら「嫌なことを我慢する人生は楽しくない」と思っているからです。

 

・人生は有限で短い

 

 人生の内で、自由に使える時間がどれだけあるか考えたことはあるでしょうか。

 

 人間の寿命は約84年です。

 

 ここから、睡眠時間を削ってみましょう。

 総務省統計局によると、2016年の一日の睡眠時間は約7時間でした。

 すると、人生84年のうち、人間が眠って過ごす時間は約24年です。

  つまり、人間が一生のうちに起きている時間は約60年ということになります。

 

 ここから、あなたの年齢を引いてみてください。

 

 それが、あなたに残された時間です。

これは大体の計算結果です。正確に計算すれば、あなたには、計算結果よりも少し多いくらいの時間が残っていることがわかります。

 

 意外と少ないことがお分かりいただけたでしょうか。このように、人生は有限で短いので、自分の時間は大切にしなければならないのです。

 

・嫌なことをする人生は楽しくない

 

 以上のように、自分が人生の中で使える時間は少ないです。

 

 その少ない時間を、自分の嫌いなことを我慢して続けることに費やしてしまうのは、時間を無駄にしている、もったいない行為だと思います。

 

  嫌なことをすることは、つまらないです。嫌なことをやっていると「なんでこんなつまらないことをやっているんだろう」と思ってしまいます。

 

 それに、嫌なことを続けていると、本当に自分が好きなことが分からなくなってしまいます 。感覚がマヒしてしまうのです。

 

逃げる・飛行機

・私の「逃げた」エピソード

 

 ちょっとだけ、私の逃げたエピソードをご紹介します。

 

 私は、大学1年生~2年生の1年間だけ、公認会計士になろうと思って勉強していたことがあります。公認会計士の仕事の内容は、私にとってあまり魅力的ではありませんでしたが、お給料がいいという、ただそれだけの点に魅力を感じたからです。最初は「お金が稼げるなら、仕事の内容は別にいいや」と思って勉強していました。

 

 私は公認会計士の勉強に専念するため、大学のサークルには所属しませんでした。毎日大学の施設が閉まるぎりぎりまで残って勉強していました。私は、公認会計士を目指すために自分の大学生活1年目のすべてを勉強に費やしました。当時の私は、我ながらよく頑張っていたと思います。

 

 ですが、勉強を進めていくうちに「私がしたかったのはこんな勉強じゃない」と思い始め、私のなかで違和感がどんどん大きくなっていきました。

 

 それでも、私は勉強をつづけました。

 

 勉強をはじめて半年くらいたったころには、もう完全に公認会計士への興味は失せていました。当時のモチベーションはゼロに近かったです。ですが、「途中で投げ出すのは、逃げ癖がついてしまうので良くない」と考えていたので、私は勉強していました。

 

 今思えば、この辺りですっぱりと勉強をやめていればよかった。

 

 勉強をはじめて1年後、私はようやく公認会計士の勉強をやめました。モチベーションが保てない中勉強していたので、成績が上がらなかったためです。

 

 結局、私が1年間の勉強で身につけたものは、中途半端な簿記の知識と、「嫌なことからは逃げていい」という教訓でした。

 

 私は、大学に入学した1年間を、棒に振ってしまいました。

 

 もし、もっと早めに勉強を切り上げていたら、私はもっと時間を有意義に使うことができたかもしれません。

 

 何度も言いますが、嫌なことを無理してやる必要はどこにもありません。

 

趣味

・「逃げ癖がつく」は本当? 

 

 一方で、世の中には「一度逃げると逃げ癖がつく」「根性がつかない」など、「逃げることは悪いことだ」という意見もあります。

 

 確かに、一度嫌なことから逃げることを覚えてしまえば、次にまた嫌なことがあったときにも逃げてしまうかもしれません。嫌なことは、いつまでも克服できないでしょう。

 

 ですが、それの何がいけないのでしょうか。

 

 嫌なことを我慢してやっても、そのとき身につくのは「嫌なことを我慢してやる力」だけです。もしあなたが自分の好きなことをやって生きていきたいのなら、「嫌なことを我慢してやる力」は要らない力です。一生使いません。

 

 「自分の好きなことをどこまでも貫く力」のほうが、人生で役に立ってくれますし、人生を楽しくすることができます。

 

 

・「嫌なことを頑張った先に楽しみがある」は本当?

 

 また、「最初のうちは何だってつまらない」「続けていくことで、その楽しさがわかる」「石の上にも3年だ」などの「嫌なことを続けることで、その先の楽しみがわかるようになる」という意見もあります。

 

 これは、今嫌なことから逃げてはいけない理由になっていません。

 

 この意見は、「自分の人生の中で、そのことにチャレンジできるのは一回だけである=人生はやり直しがきかない」という考え方にもとづいています。

 今嫌なら、やめてみればいいじゃないですか。

 やめてみて「やっぱりやめないほうが良かった」となれば、またやればいいのですから。人生の中で、やり直しがきかないことは中々ありません。何度でもチャレンジできます。

 

 また、「今このことをやめてしまえば他にやることがなくなってしまう。だから、自分にはこの道しかない」と、自分の可能性や、今の楽しみよりも、今の苦痛を選んでしまう、もっと言えば、自分の可能性を諦めてしまっているから出てくる意見です。

 大切なのは、今を生きることです。今逃げたいと思ったのなら、迷わず逃げていいと思います。

 

 ですが、家庭を支える仕事、どうしても休めない学校など、簡単にやめるわけにはいかない場合もあります。

 

 その場合は、嫌なことと並行して自分の好きなことを始めてみることをお勧めします。嫌なことから逃げられるように準備をしておくのです。

 

 私も、嫌なことからいつでも逃げられるように、準備をしています。避難場所は、このブログです。いつか、嫌なことから逃げられるように、このブログで有益な情報を発信していきたいと思います。

 

 

2.まとめ

 

 いかがでしたでしょうか。

 繰り返しになりますが、嫌なことから逃げることは悪いことではありません。

 嫌なことではなく、自分の好きなことをやりましょう。

 

 と言っても、私の言葉には何の説得力もありません。

 私は有名人でも何でもない、一般人だからです。

 

 しかし、「逃げる」ということに特化した名言を集めた書籍があります。

 もしあなたが、何かから逃げるということで先人の知恵を借りたいのであれば、この本はあなたの力になってくれるはずです。

逃避の名言集 (だいわ文庫)

逃避の名言集 (だいわ文庫)

  • 作者:山口 路子
  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: 文庫