【新提案】完璧主義者のあなたに:時間管理をしないという時間管理法
完璧主義は、短所が多い思考法です。それは周知の事実です。
なかなかやる気が出ない。自分に自信がなくなる。
完璧主義者の中には、「自分の完璧主義思考をやめたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。
ですが、完璧主義を手放すのは少し怖いです。
今まで完璧主義でやってきたのに「完璧主義はだめだ。今すぐやめろ」といわれたら、自分の人生を全否定されたような気持ちになります。
それに、完璧主義はメリットもあります。
デメリットのほうが多いからといって、完璧主義思考を簡単に手放してしまうのはもったいないと思います。
本記事では、完璧主義をやめずに、ちょっと人生を生きやすくするアイデア「時間管理をしないという時間管理法」を提案してみます。参考になれば幸いです。
私は、完璧主義者です。
どのくらい完璧主義者かというと、「朝起きる時間が10分以上遅れると、その日は一日中やる気が全く起きない」くらい完璧主義者です。
かなり重症です。本当にありがとうございます。
私は、考えました。
「これでは、いつまでたっても何もできない。何もできないまま人生が終わることになる。やる気を出すいい方法はないだろうか。」
完璧主義の人は、自分で作った予定がずれると、途端にやる気をなくしてしまいます。私もそうです。
ならば、いっそ予定なんて作らなければいいのでは?
そう考えた私が実践し始めたのが、タイトルにある「時間管理をしないという時間管理法」です。
これは、「完璧主義の自分を信じて計画を立てる」というものです。
具体的にやり方を説明します。
①前日の夜に、明日やることを「できるだけ具体的に」メモしておく
ポイント1:「できるだけ具体的に」書く
・英語の勉強をする
ではなく、
・英単語帳のチャプター3をやる。
自分で発音しながら3回書き取りし、そのあとテストをする。
間違えた単語は別にまとめておく。
どんなに時間がかかっても、2時間以内に切り上げる。
といった感じです。できるだけ具体的に書きましょう。
ポイント2:時刻を決めない
完璧主義の人は、つい「8時から11時まで〇〇する」のように、時刻で区切って時間管理をしがちです。
これは、もし達成できなかったときのリスクが大きすぎます。
「自分はこんなこともできないのか‥‥。」と落ち込んで、自分を責めてしまうかもしれません。
時刻で時間管理をするのはやめたほうがいいです。
かわりに「3時間の間、〇〇する」と、時間で区切るようにしましょう。
②寝る
ゆっくり寝ましょう。
③起きる
起きましょう。
④あとは完璧主義の自分にまかせる
あとは完璧主義の自分を信じましょう。
完璧主義の人は、完璧に目標を達成することに命をかけます。
きっと、昨日作った予定を完璧に終わらせるまでは、完璧主義のあなたのやる気は落ちないはずです。
いかがでしたでしょうか。
完璧主義の自分を信じて、計画を立てる。
ちょっと荒治療的ですが、試してみる価値はあると思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。